閉じこもり勝ちだった寒い冬を越えて、かわいい新芽が芽吹き出す頃は、何だか人の心もそわそわと落ち着きがなくなるようです。この季節を「木の芽時(このめどき)」っていうらしいです。
このめ‐どき【木の芽時】
樹々が新芽を吹くころ。早春。《季 春》「夜の色に暮れゆく海や―/石鼎」
精神科医の間では、メンタルが不安定になる人が増える要注意時期として有名です。不審者や痴漢や露出、わいせつ行為をする変質者が増えるのもこの時期のようです。
気をつけましょう!
おっと、
気を付けなければいけないのは性犯罪者ばかりではありません。
これから ますますのポカポカ陽気に浮かれてもっと身近での危険もいっぱい。
それは「浮気・不倫」もちろん絶対に許せない行為。
男女問わず、信頼していた身近の人間に裏切られることほどツライことはありませんよね。
けれど、どうして人はカレシ・カノジョがいても他の異性を求めるのでしょう?もしかしたら他の異性に走らせてしまう何か共通する原因があるのかもしれません。
そこで今回は気になる男女の浮気意識について考えてみました。
まずは浮気も不倫も何らかの「お付き合い」があってこそ成立するものだと思うのですが、現状はどうなのでしょうか?
以前、日経WOMANに掲載された「働く女性700人の『セックス白書』」では調査結果から「6割が浮気肯定派」だと報告されていました。
お付き合いしているという事実をきちんと意識したい女性に対し、男性はカラダの関係を最優先するため、「つき合い=愛を育む」ことよりも「つき合い=カラダの相性を確認するための行為」になってしまっているようです。
これは愛されたいばかりに二股、セフレ、愛人体質など男性に都合の良い状況を女子が作ってしまっている結果も一因しているかもしれません。
また、「風俗は浮気じゃない」と考えるのがマジョリティーのようです。
男性は生理的にも女性を求めるのが本能なので風俗に行ったからといって、決してカノ女への愛情が減ったわけではないので「浮気するかどうか」ではなく、「自分のことをどう思っているか」を感じることでカレの愛情を測ったほうが良さそうです。とのことでした。
【参考】日経WOMAN「働く女性700人の『セックス白書』
それでは男性が浮気・不倫に走る状況とは何でしょう?
◆男性を浮気に走らせる女性側の原因
☑ かまい過ぎ、干渉しすぎはNG
大好きだからといって必要以上にかまい過ぎたり干渉されることを男性はうっとうしく感じてしまいます。特に仕事のことなどに口出しされることを極端に嫌います。そして息苦しさから逃れられる居場所を探すようになります。度を越さない程度に甘やかせてあげましょう
☑ セックスを拒み続けるのもNG
男性が女性にセックスを求めるのは愛情の証し。女性としては今はそんな気分じゃない…くらいのつもりで拒み続けていると男性は拒否されている、嫌われていると思い込んで他を求めようとする傾向が強いようです。
既婚者の場合は「セックスレス」を離婚原因のひとつとして挙げるケースも多いようですのでご注意ください。
☑ 否定的なコミュニケーションもNG
無意識だったり、口癖で「っていうか」「でもさ」「そうじゃないけど」とつい否定的な受け答えをしていませんか?
男性にとって否定的な言葉しか返してこないということは、「自分の意見を肯定的に聞いてもらえないなら何を言っても無駄だな」と思ってしまい、自分を肯定してくれる人を求めるようになってしまいます。
相手の意見を一旦受け止めてから、自分の意見を言うように友好的なコミュニケーションを心がけましょう
☑ すべてが子ども中心の生活もMG
既婚者であれば、母として子どもが中心になってしまうのは当然ですよね。だからといってあまりにも「子ども中心」の言動を強調してしまうと男性は疎外感を感じてしまい「必要とされてないなら他に行こう」と思ってしまうようです。
◆男性側の原因
・ストレスの解消、癒し
⇒今の環境で溜まってしまったモヤモヤを現実逃避して他の女性に安らぎを求めてしまう
・他の女性への興味関心(遊び)
⇒男性は本能的に狩りをする動物。隙を見つけての遊びのつもりがいつしか本気になっていたというケースが多いようです。
・性欲のはけ口
⇒男性の中には生殖機能が強く「絶倫」といわれる人たちがいます。たとえ現状のセックスライフに満足していたとしても一人の女性だけでは性欲を満たすことができずに他の女性を求めてしまう「性(サガ)」を持ってしまっているケースもあるようです。
・家庭に居場所がないのを感じる
⇒既婚者では夫婦間の愛情が薄れたり、子供中心の生活に疎外感を感じて自分を必要としてくれる女性を求めてしまうようです。
・相手に浮気された
⇒遠距離恋愛や仕事などに追われ相手との温度感が冷め始めた時に、相手の浮気に気づいてワンナイト・ラブしてしまった。
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誰もが思い当たることばかりですよね。
男性は窮屈さを感じたりプライドを傷つけられたりすると眠らせていた本能を覚醒させてこの状況から逃れようと浮気・不倫に走る可能性が高いようです。
男性は心とカラダは別と捉えることができるので、割り切った関係を構築することができるので、一方的に相手を責め続けていがみ合いの末、取り返しのつかない修羅場とならないように気を付けましょう!
とはいえ、女性にだって浮気・不倫願望が無いわけではありません。
エッチが好きな肉食系女子でもない限り、理由もなしに浮気・不倫をすることはありませんが、女性が他の男性を求め、抱かれたいと思う理由 は以下が代表的のようです。
■相手に対しての物足りなさ
⇒いい人だしカラダの関係も悪くないんだけど普通過ぎて「こんなはずでは」と思ってしまう。
■セックスレス
⇒つき合い始めた当時はあんなに激しく求めてくれたのに、今となっては私のカラダに興味を無くしたみたいで抱いてもくれない。たまには思いっきりセックスしたい。
■女として見てくれない
相手のために尽くすのが幸せでしたが、つき合いが長くなるとまるでお手伝いさんや母親代わりのように都合よく使われるようになって、デートとかにも連れて行ってくれなくなった。私だって女性として扱われたい。
女性は心とカラダを切り離せないので、どちらかが満たされていないと感じてしまった時に浮気・不倫に走ってしまうようです。言うなればお相手がかまってくれない寂しさに対する あてつけ のようなもののようです。
「男の浮気はカラダ。女の浮気は本気」
といわれるように、男性は女性のカラダを優先目的に浮気・不倫をするため本気になることはなかなかありませんが、女性の浮気は心を求めるため感情移入が激しく、浮気相手に本気になってしまうことが多いのも事実です。
この広い世界の中で何かの縁があってせっかく巡り会えたパートナーなのですから、自分自身の行いも反省すべき点は反省して、お互いに相手のことを思い合うことが円満の秘訣です。
出会ったころの気持ちを忘れずに、たまにはお相手に好きな気持ちを伝えてみましょう!