ひつまぶし【旅グルメ】参りました!一度で3味おいしく完食

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旅の楽しみと言えば グルメ は外せませんよね。

今回は名古屋。

名古屋と言えば、味噌カツにきしめん、味噌煮込みうどん、手羽先・・・と名物数ある中で私が選んだのは「ひつまぶし」です。
前から気になってたんですよね。年々うなぎがとれなくなって高くなってきてるんで(今のうちに!)と密かに決めていたんで、超楽しみっ。

早速、前もってググっていた情報をもとにお店にGO!

「え~~っ!?何これ」

思わず声が出てしまった私。
お店の前には何重にも蛇行して並ばされている長い長い行列。係りの人に聞いてみると
「最後尾のお客様で約1時間30分待ちです。ですがお連れ様が多いお客様ばかりなのでもう少し早くご案内できるかと思いますよ。どうぞお並びください」
とのこと。
さすが人気店!☆(1.5時間あれば他の観光名所回れるなぁ、どうしよう?)ひとしきり考えたところで、でもこの機会を逃したらいつ食べれるのか・・・よし、待とう!と決意も新たに最後尾に並ぶ。

最初のうちは立ったままで約40分、そのうちお店の前にある憩いの場的なオブジェのふちなどに座りながら列を詰めていく。50分後ようやくお店の入り口が見えるところまで進み、回ってきた店員さんの順番待ちリストに名前を記入してもらって一安心。
その間も
「お二人様、お三人様、ご案内いたします」
「お客様は5名様ですよね。すみませんがお先にお一人様をご案内させていただきます」
小気味よく客をさばいていく若い店員さんが頼もしい。
(まだかな、まだかな、もう少し、もう少し!)と複数名のグループ客が入り口に吸い込まれていくたびに気分は上がっていく。

60分後ようやく私の番が来た。
思ったより早く入れたことになるので「正解」良しとしますか★☆☆
入り口にある長い暖簾をくぐって通されたのは一番奥の4人掛けテーブル席。私たち2人には広すぎるぐらいのテーブルで待った甲斐があったというもの。

「ご注文はお決まりですか?」

「瓶ビールとひつまぶし×2つ お願いします」

迷わない私。

しばらくすると瓶ビールとグラス2個が運ばれてきた。定番の泡とほろ苦さ、あ~うまい。並び疲れた体も生き返った。スマホのメールチェックをしながら一心地ついていると、とうとう待ちに待った真打登場。

ジャ~ン!!

「待ってました」(キミに会うために♪)

早速、ふたを開ける

まずは定跡どおりに4等分。
おひつの中にコマ切りにされたうなぎが二重に敷き詰められています。どこを切っても 伝統で守られたタレがしみた うなぎ、うなぎ、うなぎ。ご飯に紛れて崩れていくのがまたいい。
分けた1/4づつをお茶碗によそって楽しみます。

最初の1杯目はそのまま。
「いっただきま~す」
これは鰻が細かく刻んである うな重のようなもので、秘伝のたれがたまりません。
「おいすい~❤」
これだけでも十分においしく食べることができます。



2杯目
は用意されている刻み海苔やアサツキ、わさびといった薬味をのせていただきます。 これは うな重とは 一味違った風味の進化形体!この段階で初めて山椒を振りかけるだけの うな重 ではなく ひつまぶし を頼んだことを実感できるはずです。 どれどれお味は
「これまた、ブラボー」
さっぱりとしたさわやかな風味がタレの味を飽きさせることなく楽しませてくれます。これもいい★★☆

そして3杯目
いよいよ真骨頂、お茶漬けです。
2杯目と同じように薬味をのせたら、お出汁(だし汁)をかけて食べます。
うなぎにお出汁かけるの?って最初は抵抗を感じましたが、郷に入ったら郷に従え、恐る恐るお茶漬け状態に。
立ち上る湯気と風味を堪能し、ご飯によく馴染んだタレ付き細切れのうなぎとだし汁の相性は抜群で最高!

「おいっしい~~~~!!❤」

1杯・2杯とお腹も膨れはじめた頃に、このお茶漬け感はサラサラと入ってしまう。
名古屋さん、食人の心をわかってらっしゃる。さすが★★★

最後の1杯(4杯目)は、これまで3通りの食べ方をして、その中で自分が一番気に入った食べ方を選んで食べます。私は当然ですが一番人気のお茶漬けです。ひつまぶしを食べにきたのですから自然の流れかもしれませんね。

肝吸いで名残惜しい後味を落ち着かせ、至福の一杯となりました。
「あ~、おいしかった。ご馳走様でした。」

都合ご飯茶碗4杯分を完食したことになるんですが、普段小食ぎみの私でも全然苦痛じゃありませんでした。
当然評価は★★★の3つ星。
お値段はそれなりではありますが「ちょっと贅沢をしてでも食べたい」おすすめの一品です。

みなさんも機会があったらぜひ楽んでみては。

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