飲んでますかあ?
男日照りの私の体に愛と癒しを注いでくれるのは酒だけ。私は今夜も飲んだくれます。
というわけで寒い今夜は「日本酒」にしようっと!
さっそく日本料亭風のこじゃれた和風居酒屋へin
「お帰りなさ~い」と板さん。
うっかり「ただいま」と私。(えっ?!初めてなのに)でも独り身の私にはなんだか嬉しい。いいんじゃな~い。
店内は木彫のやや広めのカウンターがピカピカに磨かれていてキレイ。一段高い位置にはガラスケースに収まって冷蔵中のお魚たち。そして肉じゃがをはじめとするお母さんの手料理のような品が数品並べてある。
さすがにオヤジ率が高いのとタバコの煙がちと気になるが、家庭的な雰囲気で合~格。
このお店は珍しい名前の日本酒を全国から品揃えしているのが売りらしく壁一面の棚に一升瓶のオンパレード。
(気分上がるわ)
とりあえず おつまみは私の好きな 揚げ出し豆腐 と 焼き魚のほっけ にするとして、お酒は・・・さすがにこれだけ多いと迷うな。せっかくだから変わったものを頼んでみよう。一升瓶の棚を左から右に1本1本見ていく。
ちょっと待って、エっ!?これ何???
「色おとこ」に「夜の帝王」
日本酒っぽくないネーミングが自己主張してる。まるで日本酒界のホストクラブってか。う~ん、そそられるぅ。お姉さんお金はないけどここで一杯ぐらいは豪遊できそうだ。遊んじゃいますか(嬉)
で、さっそく「色おとこ」様をご注文。
ワクワクしながら待っていると
私の背後に板さん登場。カウンターに置いたマスの中に入っている小さ目のワイングラスのようなコップめがけて勢いよく注いでくれた。最後にあふれた酒が下のマスに流れて溜まる。(これこれ、まるでシャンパンタワーのようじゃん)なんて妄想で雰囲気を盛り上げる。
板さんの両手に抱かれて斜めに傾いたラベルには芸術的?ピカソが描いたみたいな抽象的な男の横顔が派手に印字されていて日本酒らしくない。(ここまでやりますかw)
男も酒も見かけじゃないわ。中身よ。私がNo.1にしたいと思える味か、魅せてもらうわよ。さあ、いらっしゃい。
ちょうど料理もそろって、「いただきま~す」
そのお味は、フルーティーでふんわりとした女子ウケする感じで何杯でもいけちゃう。男でいうならガツンとしたオラオラ系ではなく、中性的な男の子って感じかな。
お姉さんクセになりそう❤
他にも
・おんな泣かせ
・くどき上手
・クレオパトラのわすれもの
・すっぴんるみ子の酒
なんてのもあって、カクテルもそうだったけどお酒と男女の関係は付きものなんだな~としみじみ思う今日この頃です。
中性的な男の子なんて考えて味わっていたら急に弟のこと思い出しちゃった。どうしてるかなぁ、声聞きたいな?あとで久しぶりに電話でもしてみよっと。
あ~あ、それにしても酒飲みはやめられない